前立腺癌摘出でEDが起こることとシアリスで勃起維持

前立腺は、勃起神経の非常に近くを通っています。
この部位にできる前立腺癌を摘出する際、誤って勃起神経を傷つけてしまうと、後遺障害でED(勃起障害)になってしまうことがあります。
最近では勃起神経を温存できる手術が可能になっていますが、状況によっては傷をつけずに温存することが難しいケースもあります。この場合、手術を終えてからでないと勃起が可能かどうかわかりません。
男性にとってSEXができないということは屈辱的なことです。また、パートナーにとっても寂しい思いをさせてしまう可能性もあります。
勃起を維持させるのに有効な薬としては、シアリスがあります。シアリスは全身の血流を良くすることで、ペニスの海綿体に流れ込む血液の量を増やして勃起を維持させやすくするED治療薬です。効果持続時間が36時間と長いことと、食事の影響を受けにくいという特徴があります。効果がマイルドなので重症のEDには効果が出ない可能性もありますが、多くのED患者の男性を助けている薬です。
薬を使っても改善が見られない場合には、陰茎締めつけリングや陰圧式勃起補助器具、陰茎海綿体注射を使う、陰茎プロステーシス移植をする、といった方法があります。
リングと補助器具はグッズで陰茎を締めつけることで勃起を維持させます。
海綿体注射はペニスに直接薬剤を注入して勃起を促します。薬剤による勃起なので、性的興奮がなくても勃起させることができます。ただし、これにより海綿体内部の血液が止まり、完全なEDになってしまう可能性もあります。
プロステーシス移植は、ペニスの中に人工的に勃起させる支柱を埋め込む外科手術です。擬似的な勃起なので、男性本人の満足というよりもパートナーを満足させるための治療法です。