シアリスと精神安定剤の関係

うつ病患者は、ED(勃起障害)を併発するケースが多いです。
さらに、うつ病の治療薬SSRI(Selective-Serotonin-Reuptake-Inhibitors)の副作用によってEDが起こるケースもあります。SSRIを長期間服用していると、勃起や射精ができなくなることもあります。
これは同じうつ病の治療薬SNRI(Serotonin&Noradrenalin-Reuptake-Inhibitors)でも同じことが言えます。
しかし、精神安定剤を飲んでいる本人がEDに気づかないケースも多々あります。うつ病になると何をする気も起こらなくなり、SEXをすることもなくなります。
他にも、心療内科や精神科の医師が薬の副作用を患者に伝えていないこともあります。副作用を伝えてしまうと患者が副作用を恐れて服用を嫌がってしまう可能性があるからです。
このように、精神安定剤によるEDもあります。薬の服用をやめれば回復に向かいますが、まずはうつ病を治すこと、精神を安定させることが最優先されます。
以上のことから、シアリスと精神安定剤を併用した場合、シアリスの効果が相殺されて弱くなってしまう可能性があります。
ちゃんと服用方法を守っているにも関わらず効果が感じられないという場合には、精神安定剤が効果を邪魔している可能性があります。
シアリスは体内の血管拡張物質を壊してしまう、PDE5(ホスホジエステラーゼの5型)という酵素の働きを阻害することで血流を良くして勃起させる薬です。
これにより勃起させやすくなるので、心因性のEDにもプラスの効果が期待できると言われています。
まずは精神安定剤が不要になるまで回復してから、シアリスを試みることがポイントです。

800カロリー以下の食事なら影響を受けないシアリス

ED(勃起障害)治療薬は、食事をしてしまうと効果が出ないという問題がありました。
第二世代の薬では若干それが改善されていましたが、第三世代のED治療薬シアリスはさらに食事の影響を受けにくく改良されています。
効果を素早く明確に得たいのであれば空腹時に飲んで吸収されるのがベストですが、メーカーの発表によると800kcal以下の食事であれば影響を受けにくいとされています。
800kcal以上は高カロリーの食事ということになっていますから、高カロリーな食事さえしなければ食事の影響を受けずに済むということです。
ただし、脂っこいものは胃にとどまる時間が長いため、すぐにシアリスを服用してしまうと有効成分の吸収を妨げてしまう原因になります。脂っこいものではなく、消化に良いあっさりした食事を摂ってから服用するようにしましょう。
食事の影響を受けにくいので、デートで食事をしてから性行為に臨むという使い方もできます。
薬の効果は約36時間と1日半もつので、焦らずにSEXに臨むことができます。
ちなみに、多量の飲酒ではない限りお酒を飲んでも構わないとされています。お酒には血管拡張作用があるので、薬の効果を高めてくれる可能性もあります。
ただし飲み過ぎは厳禁です。シアリスを服用すると血管拡張が起こり、全身に血液が流れやすくなります。つまりアルコールが普段よりも回りやすくなっているので、飲みすぎると深酔いしてしまう可能性があります。翌日に重症の二日酔いに悩まされる可能性もあるので、ほどほどにしておきましょう。
併用禁忌になっているのは、狭心症や心筋梗塞の治療薬として使われているニトログリセリン系の薬です。併用すると死に至る危険性もあるので、絶対に併用しないようにしましょう。